slowlife snowdays
知られざる自然
森林鉄道 葛根田川線（2008.9.7）/雫石町
今ではほとんど死語になってしまった“森林鉄道”は、かつて日本の林業を語る上で欠かすことのできない存在だった。
ここで言う林業とは、大きく育った樹木を伐採し、町まで搬出すること。
その輸送手段として、日本の各地（主に国有林）に森林鉄道が張り巡らされていた。
しかし、伐れば売れる時代が終わりを告げるとともに、森林鉄道は役目を終え、林道などの自動車道にその役目を奪われてしまった。
僕はこのことが少し残念に思える。
林業は本来、伐採して終わりというものではなく、その跡地に植林して、それを育てて、また伐採するというサイクルが成り立ってこそ林業だと思うからだ。
つまり、森林鉄道も、全てとまでは言わないがそのサイクルの中で生きながらえて欲しかった。
なぜかというと、林道などの自動車道に比べ、自然環境に与えるダメージがはるかに少ないからだ。
森林鉄道は一般の鉄道より幅の狭いナローゲージのため、開設に必要な面積が極端に少なくて済むし、一台の小さな機関車で何トンもの木材を輸送できる。
また、山奥まで森林鉄道がある（＝道路がない）ことにより、必然的に終点の土場（貯木場）までは架線集材をするようになるため、集材の際にブルドーザーなどで引きずり下ろして山肌を痛めることも少なくなる。
そんな森林鉄道は林業が盛んだった雫石町にも当然存在した。
青森営林局雫石営林署が管理する、鶯宿林用軌道、葛根田川林用軌道、鶯宿林用軌道南畑大倉沢線の3路線で、概ね昭和30年代に廃線となったらしい。
このなかでも、葛根田川林用軌道（以下、葛根田川線と略す。）は我が家からも近く、昭和35年頃の地形図によれば、国鉄雫石駅付近を起点として終点の篠ケ森（現在水力発電所のある辺り）まで延長12.5kmほどの路線だったようだ。
今回、この幻の森林鉄道「葛根田川線」を追い求める旅に出かけることにした。
鉄道に興味のある方は、国土地理院発行の2万5千分の一地形図「雫石」「篠崎」を手元に閲覧ください。
森林鉄道の起点となる雫石駅は、現在のJR雫石駅の南隣にあった。
ここは鶯宿線の起点でもあり、ちょっとしたターミナルだったはずだけれど、今は住宅団地になり全く面影はない。
葛根田川線はJRと西へ並走し、二つ目の踏み切りの辺りで田沢湖線をアンダーパスする。
が、今の地形を見る限り、とてもそれが現実になされていたとは思えない。
というのもJRの盛土が低すぎて、葛根田川線が地中に潜らなければアンダーパスはできそうにないからだ。
別にそれだけなら技術的に可能だけれど、そうした場合、問題はその後の勾配だ。
このあたりは雫石川の河岸段丘のため、この先急勾配となる。
現在の機関車に比べてはるかに非力な森林鉄道の機関車なら、この先の勾配は少しでも緩和したいところだろう。
そこで、旧版の地形図を見ると、実は田沢湖線のアンダーパスは、田沢湖線がまだ雫石が終点で（当時は橋場線と呼ばれていた。）そこから先は盛土だけが記載されていた状態でのものであり、今より高い場所に盛土があったのではないかと推測する。
いずれにせよ、この部分は葛根田川線の難所の一つだったに違いない。
今は住宅団地になり地形をとどめていないが、谷のような地形を這い上がり、国道46号の旧道を直角にクロスし、現在の道路なりに208ｍの地点標高を通過し、46号バイパスを横切る。
実は平成15年頃までは、この交差点に面した空き地に、正に森林鉄道で使う機関車（気動車）が野ざらしで放置されていたという記憶がある。
場所的に軌道が通っていたところであり、葛根田川線で使用されていたものだったのかもしれない。
しかし、廃止からかなりの年数が経ち、辺りの変貌が著しい中にあっては少し不自然な感はあった。
いずれにせよ、その写真を撮っておけばよかったと後悔してしまう。
46号バイパスを横切って250mほど現在の道路なりに北進し、そこから葛根田川線は石仏橋を目指し北北西に進路を変える。
が、圃場整備がなされているため、線路の痕跡は全くない。
次なる難所は葛根田川を渡る場面だが、葛根田川線は現在の石仏橋の上流側にあった旧石仏橋のさらに上流側を渡っていた様子。
しかし、現場には旧石仏橋の橋台や橋脚の基礎は残っているけれど、葛根田川線のものは一切残っていない。
きっとコンクリートなどの構造物は使わず、木橋だったのだろう。
だとすれば、川幅からして、かなり見応えのある光景だったに違いない。
石仏橋を渡り道が右に緩やかにカーブするところを葛根田川線は直進し、平出川の水路にぶつかる手前で方向を変え、送電線と並走する感じでひたすら一直線に岩手山方面を目指す。
ここまで、葛根田川線の軌道跡は道路に作り変えられるか圃場整備で潰されてきた。
しかし、この先、234ｍの三角点から先は地形図では破線となっているのでかすかな期待を寄せる。
そして、その三角点の地点に立った時、幻の森林鉄道の息吹を感じることになる。
この写真はその場所から撮影したもので、この雰囲気はまさに軌道跡の感じだ。
道路化されず、砂利すら敷かれていないのも軌道跡の雰囲気を強めている。
畑や田んぼ、民家に迎合することなく、一つの目的に向かって一直線に伸びる軌跡は、まさに森林鉄道特有のものだ。
森林鉄道を左右するのは地形だけなのだ。極力地形に逆らわない線形を森林鉄道は求める。
この辺りは岩手山の裾野に広がる平坦地であったため、このように一直線の線形となったのだろう。
この先、地形図の実線区間になると、再び道路化し軌道の痕跡は薄れるが、ひたすら北進する。
そして、280ｍの地点標高付近の交差点から先は、再び地形図で破線となっている。
ここも軌道跡の雰囲気が伝わってくる。
林に沿ったカーブの感じも、いかにも鉄道っぽい。
ここで、農作業をしていたおじいさんに遭遇し、葛根田川線のことを尋ねてみた。
すると、葛根田川線は現在の水路の辺りを走っていて、自分もそれに乗って、タケノコ採りに行った事があると教えてくれた。
この先、道路はT字路になるが、葛根田川線はそのまま篠崎方面に向けて直進する。
が、しかし、ここから先は圃場整備や水路、県道付替工事などのため軌道の面影は全くなくなる。
先ほどの葛根田川を渡る橋もそうだけれど、ここまで完璧に姿を消すことができる森林鉄道は、言い換えればそれだけ自然へのダメージが少ない輸送インフラだといえる。
葛根田川線の終点は、旧版の地形図によれば県道雫石東八幡平線付替道路を横切って休耕田の端を進んだ森の辺りとなっている。
確かにこの辺りはちょっとしたヤードが作れそうだけれど、森林鉄道の終点としてはやや中途半端な気がする。
先ほどのおじいさんの話では、地熱発電所の辺りまで走っていたというし・・・
それに、この森の入口には、妙に森林鉄道の面影が感じられる切り開きがある。
道路にするでもなく、誰がこのような切り開きをするだろうか・・・
これは葛根田川線がこの先へ続いていた証ではないかと思い、藪を少し進んでみた。
すると沢に空石積の護岸があった。
隣接して練石積の水路施設もある。
前者は水路ができる前からあったに違いない。
だとすると、こんな場所に中途半端な護岸をするのも変な話で、森林鉄道の橋台ではないかと疑ってみる。
対岸も何となく軌道跡と思えなくもない雰囲気だ。
そう思って再度この空石積を確かめてみると、天場に枕木のような角材がはめ込んであるではないか！
これは護岸ではありえないことで、水路施設でも考えられないこと。
早い話が、葛根田川線の橋桁を支えるための梁ということになる。
実際、家に戻ってから資料で確かめると、かつて森林鉄道の木橋ではこのような工法をよく使っていたようだ。
この先も葛根田川線は続いていたであろう可能性が高くなったけれど、おそらく道路に潰されている可能性が高く、また何よりも旧版の地形図では先ほどの場所より先に線は引かれていないため、幻の森林鉄道「葛根田川線」を追い求める旅はひとまずここで終え、引き返すことにする。
すると、先ほどの切り開きの入口付近に何やら残骸が横たわっているのに気づいた。
朽ち果てた丸太に枕木大の角材、そして鉄のアングル・・・
これは森林鉄道で使われていた運材台車の一部ではないか。
鉄のアングルは、手ブレーキの軸受用と思われるものと、貨車のフレーム用と思われる太目のものとがあった。資料で見る運材台車に使われていたものとそっくりだ。
枕木大の角材は、貨車の一部に使われていたのだろう。
幻の森林鉄道「葛根田川線」
廃止から半世紀が過ぎた今、その歴史に直接触れることができたのは予想外の収穫だった。
【2009.5.5追記】
昭和３６年発刊の観光ガイド「岩手 八幡平 秋田駒」（村井正衛著、山渓文庫）によれば、葛根田川線の路線が鳥声滝（鳥越ノ滝）までしっかりと記載されている。
逆に道路は玄武洞の手前までしか記載されておらず、本文中では、滝ノ上温泉について次のとおり記載されている。
“橋場線雫石駅から、西山発電所終点までバスで行き、それより葛根田渓流に沿う約十キロ奥の温泉場だ。現在雫石営林署の森林軌道が通じているものの、運行不定期の軌道にはあまり依存ができず、結局枕木の上を歩いてしまう場合が多い。しかしこの軌道は近く撤去して、自動車道路に切替えることに決定している。”
この本を読んだ後、実際に現地を歩いてみると、玄武温泉付近の葛根田川右岸と鳥越ノ滝手前のトンネル付近で森林鉄道の痕跡と思われるものを確認できた。
いずれも自動車道の影響を逃れた場所だった。
ウエブマスター (木曜日, 22 7月 2021 15:34)
昔の列車旅は、移動中も面白味がありました。駅にも「名所案内」の看板があり、駅名表示の下にも「●●郡●●村」とか書いてあるのが好きでした。
白州丸 (土曜日, 17 7月 2021 15:24)
宮城〜岩手〜秋田〜青森と東北縦横断の旅堪能しました。沿線の温泉に入りたい！
画像加工いいですね！！
ウエブマスター (金曜日, 16 7月 2021 23:49)
私が描いたと言いたいところですが、撮った写真を加工したんですよー
でも、文字は女流書家 泉に依頼したものです！
白州丸 (水曜日, 14 7月 2021 16:46)
産業と共に生きた雫駅の歴史が分かります。駅舎のスケッチも良いですが因みに誰のタッチ？
ウエブマスター (土曜日, 13 3月 2021 11:08)
徳永さん、了解しました！
ウエブマスターまでメールいただければ地図を返信いたします！
徳永光保 (金曜日, 12 3月 2021 07:33)
前山の記事 拝見しました。
西和賀方面にこの時期にいけるところを探していたので興味があります。だいたい見当はつくのですが
もしよろしかったらルートの地図をいただけないでしょうか。よろしくお願いします。
ウエブマスター (日曜日, 28 2月 2021 17:38)
chanmikiさん
いらっしゃいませ！
コメントありがとうございます。
日付は更新日でモナドノックは20日にツアーしました。
慣れていないと迷うと思うので、メールいただければ私の地図を送りますよ！
ウエブマスター (日曜日, 28 2月 2021 17:28)
白州丸さん
長いことコメントに気付かずスミマセン
東京は大変ですよね。
ワカサギを食べさせてあげれないのが残念です。
大願成就の次の回、長女と岩洞湖に行きましたが、またしても大漁でした！
岩手は恵まれてますよ！
chanmiki (火曜日, 23 2月 2021 21:07)
初めてコメントします。同じ小学校区、同じピアノ教室だったＴです。
数年前からこのブログを見つけて、感動！尊敬！たくさん学ばせて頂いています。
本日23日も、「岩神山から田代牧場へ」を真似っこしようと行ったのですが、雪が少なそうで止め、区界駅2番ホームからの牧野へ行こうかとホームまで行きました。迷って結局、桐の木沢山へ行ったのですが、「モナドノック」を見てびっくり！
でも本日23日じゃないですよね？天気から。
私も単身赴任で106号を使っていたので、北上高地の、しかも地形のプロの記事、とても興味深く読んでいます。もちろん地元雫石のもです！
白州丸 (土曜日, 09 1月 2021 21:04)
コロナ禍で気づく事も多く、人と接せず作業をする一次産業やステイホームで地元を考える機会も多苦なりそれが新しい日常と気づくかもしれません。地元愛と働く人に感謝¡¡
白州丸 (月曜日, 28 12月 2020 11:11)
コロナ禍で始まったこの１年、地表ををすっかり覆ってしまう新雪はしばし巷のゴタゴタも忘れさせてくれます。
白州丸 (木曜日, 10 10月 2019 16:45)
馬愛の結晶でしょうね！優しい表情が印象的です。
ウエブマスター (火曜日, 30 4月 2019 11:10)
徳永様
お久しぶりです！
コメント有難うございます！
丸森良かったですねー
雪もたっぷりで何よりでした。
そろそろクマさんがウロウロしているようです。先日大松倉で足跡を見ました。お互いに気を付けましょう！
いつか、ウロコでご一緒したいです！
徳永光保 (日曜日, 21 4月 2019 20:05)
以前 森林鉄道のツアーでお世話になりました徳永です。本日こちらで紹介されている丸森にうろこテレマークで行ってきました。雪もたっぷり残っていてブナの原生林の雰囲気もよく大変気に入りました。情報参考にさせていただきました。ありがとうございました。
ウエブマスター (日曜日, 22 4月 2018 19:07)
家の前の桜はまだですが、盛岡はすでに満開。テレマークはこれからが良い季節ですよ！
白州丸 (日曜日, 15 4月 2018 15:59)
今シーズンのテレマークもそろそろ終わり？桜も咲き始めましたあ？
ウエブマスター (土曜日, 07 5月 2016 12:18)
白州丸さま
宮古では恒例のuno大会も盛り上がりました！
旧道歩きは発見があって楽しいですね！
白州丸 (木曜日, 05 5月 2016 16:03)
１泊２日の宮古の充実した旅でしたね。女性３名を従え賑やかで大きな天候の崩れも無く良かったです。
白州丸 (日曜日, 06 3月 2016 10:50)
親子の協力、ほのぼのとして少ない成果でも美味しさがギュット詰まっている事でしょう。
ウエブマスター (日曜日, 10 1月 2016 11:41)
白州丸さま
ジムニーで薪運搬！
こういうのって、田舎暮らしならではの楽しさですね！
白州丸 (土曜日, 09 1月 2016 14:13)
有り難いプレゼント、ジムニー大活躍ですね！！
白州丸 (土曜日, 26 9月 2015 17:10)
手を加えた分だけ建物は答えてくれます、又達成感は喜びになるでしょう。
白州丸 (土曜日, 26 9月 2015)
父と娘の縦走、紅葉が綺麗ですね、山ガールも頑張りましたね！！
白州丸 (土曜日, 15 8月 2015 15:52)
見事に蘇りました、15年の歴史がしみ込んだテーブル作業中はいろんな思いも浮かんだ事でしょう。我が家は削って（多分電動鉋？）もらいましたが手作業はご苦労様でした。又新しい家族の歴史（汚れ？）が刻まれる事でしょう。帰ってきた家族もさぞびっくり！！
白州丸 (火曜日, 30 6月 2015 10:19)
テーブル完成おめでとうございます。ここ迄秋田杉を利用できれば樹も喜んでいる事でしょう。無垢板は存在感ありますね！！このテーブルからどんな作品が出来るか楽しみですね
ウエブマスター (日曜日, 17 5月 2015 12:24)
リタイヤじっちゃん様
丸森制覇、おめでとうございます！私はタイミングを逃し、今年は行けず残念でしたが、動画を拝見させていただき、行った気になれました！それにしてもクマにはビックリ！！
リタイヤじっちゃん (火曜日, 12 5月 2015 09:27)
ウエブマスターの丸森ツアー（2013.5.12）でアクセスルートを知ったのは昨年の夏ごろ、それから5月の連休が待ち遠しく長いものでした。途中熊さんの歓迎を受けましたが、楽しく登ることができました。情報ありがとうございました。来冬は須賀倉を頂戴します。（山行記録ＹｏｕＴｕｂｅ”丸森”）
ウエブマスター (水曜日, 29 4月 2015 07:49)
史実探偵さま、コメント有難うございます。なるほど！奥が深そうですねー。
史実探偵:平素人 (日曜日, 26 4月 2015 00:02)
はじめまして^^、ウエブ釜石鉱山で検索訪問しました。ホームのお写真を見て、これが私の広報する、『BC.2001年に地球を半周し東北へ降臨した巨大隕石の核!』 かと思うと胸のたかまりを覚えます。よろしかったら、myブログのカテゴリー;巨大隕石(5) &, 巨大津波(4)へ、どうぞ^^!
小岩 (日曜日, 05 10月 2014 14:24)
シロハヤブサの続編に期待・・豊かな発想に拍手を送ります。
小岩じいじ (日曜日, 05 10月 2014 14:16)
岩手の旅行記は風景写真の見事さと臨場感あふれる文章にいつも感心しています。次号を楽しみにしています。
小岩 (日曜日, 05 10月 2014 14:06)
泉ちゃん堂々の３位入賞おめでとう。又１つ話題ができましたね。来年は優勝目指して下さい。
リタイヤじっちゃん (日曜日, 05 10月 2014 10:09)
体力的に門馬コースは無理ですが、教えていただいた丸森には挑戦させて頂きます。尚、剣ヶ峰山行記録はyouTubeで公開してますがどなたとも知らず貴方の車ときのこ採りの3人には無料出演して頂いでおりますのであしからず。但し誰も見ませんが。（笑）
ウェブマスター (日曜日, 05 10月 2014 00:06)
いやはや！
ニアミスしていたわけですね、リタイヤじっちゃん様！やはり早池峰剣ヶ峰、いい山ですよねー！
今度は、門馬コースにも久々にチャレンジしたいと思っています！
リタイヤじっちゃん (水曜日, 01 10月 2014 18:16)
久しぶりに覗いて見てびっくりしました。9月15日早池峰剣ヶ峰で好青年と交差したことを覚えております。あの時の白髪親父がじっちゃんです。初めて登りましたがいい山でした。
ウェブマスター (土曜日, 07 6月 2014 22:03)
ritzさん、コメント有難うございます！
阿部館山良かったですよ！来年も絶対行きます！その時お会いするかもしれませんね！今後ともこの隠れ家的HPをよろしくお願い致します！
ritz (火曜日, 03 6月 2014 00:16)
はじめまして。
4/13阿部館山の記事拝見しました。素晴らしいところですね。
4月頭に櫃取湿原や青松葉山界隈を歩き(滑り)、斜面や森の雰囲気に感動しました。北上高地は初めて訪れましたが、また行ってみたいと思っています。
これからも岩手の山滑りの記録、楽しみにしています。